週末はだいたい外で寝てます。

山登り、トレラン、ランニング、キャンプ+育児な活動の日々の記録

そこにある山 結婚と冒険について 1

結婚を山に見立てて、冒険のようなものですよと論じていくのかとタイトルを見る限りだと思ってしまう。が、そんなことはないような、そんなことはあるような、内容。深みがある内容のため明言できない。
 
冒険者である著者が結婚し、そこから結婚をなぜしたのかを振り返り、実はそのことは自身の冒険、そして登山家マロリーの「そこに山があるから」にまで通じるものがあるのではないかという話である。
 
著者曰く、何事も思いつきや偶然から始まり、関わり(人や自然)が生じ、事態が始まる。関わりにおいて摩擦や不制御な事態が発生し、それに対応し(のみこまれ)、また新しい未来(新しい思いつき)が生まれる。これの繰り返し。これを繰り返すことで、自分自身になっていく。はたしてそれはどういうことなのか、本書では自身の冒険や結婚の事態の例があげられ話は進んでいく。
 
もう少し噛み砕いて説明するため、自分の場合を例として見てみる。
 
ちょうど先週末100マイルを無補給x地域最安値で走った。それってなんでよ?
 
3ヶ月前、3年間をかけて準備していたTJAR2021が台風で中止。なんか参加してみれば?と主催者から誘ってもらい参加することになる。たまには100マイルも楽しいかなと、思いつきで即答してしまう。
 
でもなんかそれだけじゃつまらないから、TJARの無補給スタイルをやろうと思いつく。TJARに参加することで知った1つのチャレンジの形。でもそれだけじゃ物足りないので、地域最安値でやろうと思いつく。これもまた、ギアや補給食に依存しがちなトレランの世界への自分なりの反抗心(ただのめんどくさいおじさん)的な気持ちからの思いつき。
 
もう一つ遡ると、TJAR2021に参加したのはTJAR2018で出しきれなかったから。そんなの絶対許せないと、もう一回やるという思いつき。
 
さらに遡ると、登山中にTJAR2016が開催していて、美味しそうにカレーを食べていた選手達をみて、あんなふうにカレーを食べてみたいと思い調べて見るとTJAR。いつか参加できるようにトレーニングを開始してみようという思いつき。
 
もっと遡ると、約20年前登山を開始。大学時代にバックパッカーで旅した時にみたチベットの空の青さが忘れなくて、またみてみたいという思いつき。
 
もっともっと遡ると、大学時代、高校時代の友達の卒業制作の手伝いに行った時、そいつのアパートにあったチベットの青い空の写真をみて、あ、ここは俺も絶対行こうという思いつき。
 
こういった流れは思いつきから生まれ、さらに思いつきを生み出し、自分らしさになっているという所以。これを繰り返し、繰り返し、思いつきを突き詰めていけば、より自分自身、自分らしい自分になっていくという内容。(多分)
 
この点はまさに普段自分が感じていること=好奇心こそが自分自身。ここでいう思いつき、そしてそこからの行動、これらが自分らしさのようなものという意味で捉えていいと思う。
 
だからこそ、好奇心、思いつきを大切に、そして行動するという点が肝心なのだと思う。もちろん行動するためには勇気がいる。勇気を支えるためには小さな成功や失敗も必要になる。だからまずは小さな一歩から、そしてそこから事態が生まれ、また次の思いつきへ。
 
今回100マイルを無補給x地域最安値で走ってみて、翌日にはもう思いついてしまっていた。
もっと強くなって、本気で走ってみたいって。
 
本書の中で、もう一点面白かった生成効果と関係性についてはまた後日、、