早朝に目がさめる。
昨晩は軽い高山病のような頭痛になりかけて眠れないかと思ったけど、寝る前に最近よくやっているリラックスのためヨガの呼吸法をやってみたら何故か高山病の症状も治まり気持ちよく寝れた。
朝はかなり冷え込んでいて2°Cだという声も外から聞こえる。早朝の寒い中の撤収は辛い。特に今回は新しいテントのだったので手間取る。フライシートとグラウンドシートの留め具の外し方が結構難しい。コツはまだ掴みきれていないが少しひねりながら外すと比較的スムーズに外れる。
双六方面へ向かう途中の道から見る槍ケ岳。ここからの槍はまた独特の雰囲気で素晴らしい。
双六岳、丸山と通過し、そのまま三俣蓮華岳へ。
双六岳の下の方を巻き道が走っていて、そちらもカールを歩く気持ちの良い道のようだった。
三俣山荘で昼御飯。
シリアルとフランスパン。シリアルは
スキムミルクと
プロテイン(
ザバスのヨーグルト味)をお湯で溶かしたもので混ぜる。山ではなかなかタンパク質が取れないので栄養満点。しかも美味しくて軽いのおすすめ。フランスパンも今回は単品でパックされているジャムと蜂蜜を持ってきたので、プロセスチーズと合わせて食べる。かなりリッチな味で疲れがとれる。蜂蜜はシリアルに入れて甘みをつけてることもできる。
ここから
鷲羽山を経由して雲の平へ向かうか、それとも雲ノ平へ沢を
黒部川源流経由で下るかで少し悩んだが、
鷲羽山はまた来るだろうと考え源流経由で下った。おかげで人の数が減り一人の時間をゆっくりと味わえた。紅葉が始まり、右手には存在感溢れる
鷲羽山、左手には雄大な
黒部五郎岳で最高の景色。登りは下りもそこまで激しくなく、自然の中の道をのんびり歩く、そういうのが好きなんだなーと新ためて実感。
雲の平には12時過ぎに到着。昨日うまく張れなかったテントをあれこれしてみたり、水場からの水が豊富なので体を拭いたりとしてのんびりとした時間を過ごす。